韓国の中央銀行にあたる韓国銀行は15日、通貨政策を決める金融通貨委員会の会議を開き、政策金利を年2.5%に据え置きました。
韓国銀行は、2024年10月に政策金利を引き下げて緩和基調に転じ、その後、去年5月までに4回にわたって合わせて1ポイントの利下げを行いました。
去年7月以降は、5回連続で据え置いています。
金融通貨委員会は決定文で、物価上昇率は次第に落ち着くと見込まれる一方、成長の流れは改善しているものの、首都圏の住宅価格の上昇や家計債務の増加、ウォン安ドル高などの為替変動など、金融の安定をめぐるリスクは依然として残っていると明らかにしました。
ドルに対するウォン相場は一時、1ドル=1500ウォン台にまで迫ったあと、現在は1470ウォン台で推移しています。
この日の外国為替市場では、アメリカのベッセント財務長官の発言を受け、ウォン高に振れました。
金融通貨委員会は、今後は景気回復を支えつつ、物価の動きや金融の安定状況、国内外の環境変化を綿密に確認しながら、金融政策を運営していくとしています。