高濃度のPM2.5=微小粒子状物質の影響で、忠清北道(チュンチョンブクド)や全羅北道(チョンラブクト)など中部地域を中心に、ことしの冬初めて微小粒子状物質の「非常低減措置」が実施されました。
非常低減措置は、1日の平均のPM2.5の濃度が2日連続で1立方メートルあたり50マイクログラムを超えると予想された場合に発令されます。
15日は暖かい西寄りの風が吹き、この時期としては比較的穏やかな天気が続きました。南東部・大邱(テグ)の日中の最高気温は18度、昌原(チャンウォン)は19度まで上がり、慶尚道(キョンサンド)の各地では1月としては観測史上最も高い気温を記録しました。
問題は、この西風が中国など、海外で発生した黄砂などを伴っている点です。西海岸地域から濃度が急激に高まり、全国ほとんどの地域でPM2.5の濃度が高くなりました。
国立環境科学院によりますと、海外から飛来したPM2.5と国内で発生したPM2.5が大気の停滞によって蓄積し、16日には北東部・江原道(カンウォンド)嶺東(ヨンドン)地域を除く全国で濃度が非常に高くなるということです。
これを受け、15日に高濃度のPM2.5の低減措置が実施された大田(テジョン)、世宗(セジョン)、忠清南道(チュンチョンナムド)に加え、忠清北道(チュンチョンブクド)と全羅北道(チョンラブクト)でも、16日午前6時から9時まで非常低減措置が行われます。
これにより、大気汚染物質の排出量が最も多い5等級の車両の運行が制限され、事業所や工事現場の稼働時間も短縮されます。
また、高齢者や子どもはできるだけ外出を控え、やむを得ず出かける際は、粒子の通過を94%防ぐ高機能の防じんマスクを着用することが勧告されています。