李在明(イ・ジェミョン)大統領は16日午後、青瓦台で韓国を訪問した麻生太郎副総裁と会談します。今月13日、韓日首脳会談を終えて帰国してからわずか2日後の会談となります。
麻生副総裁は、高市政権の誕生に決定的な役割を果たした「キングメーカー」とも呼ばれています。李大統領が日本で高市総理大臣と首脳会談を行った直後に麻生副総裁と会うことは、韓日両国の関係がさらに強固になっていることを示すものと受け止められています。
特に今回の会談では、李大統領と高市総理が韓半島出身の労働者が犠牲となった長生炭鉱の犠牲者の遺骨について、DNA鑑定を進めることで合意するなど、歴史問題の解決に向けて第一歩を踏み出したことや、韓国のCPTPP=環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定への加盟をめぐる議論が進展したことを受け、これらを具体化するための踏み込んだ話し合いが行われる見通しです。
麻生副総裁はこれまで、両国の橋渡し役を自任してきました。去年11月には、自身が会長を務める日韓・韓日協力委員会の合同総会に出席するため、済州島(チェジュド)を訪れています。
一方、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は14日、大阪のプレスセンターで行われた会見で、前日に行われた韓日首脳会談で「韓日首脳のシャトル外交が完全に定着した」と評価しました。
また、韓日関係について、「現在の両国首脳の関係は、金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三総理大臣の時代よりも、さらに親密だ」との見方を示しました。