韓国総合株価指数=KOSPIが、取引中に5000を突破しました。1980年にKOSPI指数が始まって以来、5000を超えたのは初めてです。
22日午前9時1分現在、KOSPIは前の営業日より92.21ポイント上がって5002.14で取引され、9時30分には5019.54まで上昇し、取引時間中の最高値を更新しました。
その後、最終的には上げ幅を下げ、前の日より42.60ポイント上がった4952.53で取り引きを終えました。終値ベースで5000を上回ることはできなかったものの、この終値は、前日に続いて過去最高値です。
KOSPIは、2021年1月に初めて3000を超えて過去最高値を更新したあと、4年以上にわたって2000台にとどまっていました。
その後、「KOSPI5000時代」を掲げた李在明(イ・ジェミョン)政権が去年6月に発足し、株式市場の活性化策が反映されたことによって、KOSPIは去年、70%を超える上昇率を記録しました。これは主要国の株式市場のなかで最も高い上昇率です。
韓国の株式市場をめぐっては、海外に比べて韓国の上場企業の株価が低い「コリア・ディスカウント」が長年指摘されてきましたが、それが完全に解消されつつあるとの見方が出ています。
今回の上昇相場をけん引したのは、半導体関連株です。KOSPIの時価総額の35%以上を占めている、サムスン電子とSKハイニックスは、最近、AI向け半導体需要の拡大などを追い風に買いが集まり、株価が大きく上昇しました。
また、前の日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価やS&P500、ナスダック総合指数など主要3指数がそろって上昇したことも、韓国株式市場に影響を与えたとみられます。
ニューヨーク株式市場では、アメリカのトランプ政権が、デンマークの自治領グリーンランドをめぐるヨーロッパ8か国への追加関税を撤回したことで、主要3指数がいずれも1%台の上昇をしました。