AIの普及による追い風を受けて、韓国半導体大手SKハイニックスは去年、過去最大の業績を記録し、サムスン電子の年間営業利益を初めて上回りました。
SKハイニックスは28日、去年の年間営業利益が47兆2000億ウォンと、前の年に比べて2倍以上に増えたと明らかにしました。
売上高は97兆1000億ウォンで66%増え、当期純利益も42兆9000億ウォンに達しました。
これは、これまで最大だった2024年の業績をすべて更新したもので、サムスン電子の年間営業利益、43兆5000億ウォンを初めて上回りました。
業績を押し上げたのは、AI半導体に欠かせない高帯域幅メモリー、HBMです。HBMの売上は前の年より2倍以上に増え、上半期に不振だったNAND型フラッシュメモリー事業も、下半期から企業向けの高速記憶媒体のSSDの需要が伸び、持ち直しました。
さらに、SKハイニックスは、去年9月に業界で初めて次世代の「HBM4」の量産体制を整え、現在、顧客からの要請分を本格的に生産していると明らかにしていて、今後も成長が見込める状況になっています。
一方、サムスン電子は、去年の売上高が333兆6000億ウォンと、前の年より10.9%増え、過去最高を更新しました。営業利益も43兆6000億ウォンと33.2%増え、過去4番目の水準となりましたが、AI向けの高付加価値メモリー分野では、SKハイニックスが一歩先を行く形となっています。