俳優のシム・ウンギョンさんが、映画『旅と日々』で、韓国人俳優として初めて、日本のキネマ旬報の主演女優賞を受賞しました。
29日、三宅唱監督の映画『旅と日々』が、第99回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画1位に選ばれ、あわせて、主演のシム・ウンギョンさんが主演女優賞を受賞したことが発表されました。
外国人俳優の受賞は、1993年のルビー・モレノさん以来です。
シム・ウンギョンさんは、映画『新聞記者』で日本アカデミー賞や毎日映画コンクールなどの主演女優賞を受賞するなど、日本の映画界で演技力が高く評価されてきました。
今回の受賞について、主要な映画賞を次々と受賞してきた実績を踏まえ、日本映画界における存在感を改めて示したものと受け止められています。
映画『旅と日々』は、スイスのロカルノ国際映画祭で最高賞にあたる金豹賞を受賞するなど、国際映画祭でも注目を集めました。
シム・ウンギョンさんは受賞コメントで、「この作品と出会えただけでも幸せなのに、受賞までできて本当に嬉しいです」と述べ、「『旅と日々』で描かれる三宅監督の世界観に、多くの人が魅了されるのではないか」と語りました。
授賞式は、来月19日に行われる予定です。