韓国の株式市場で2日、KOSPI=韓国総合株価指数が急落して5000ポイントを割り込み、取引を一時制限する措置が取られました。
2日のKOSPIは前の営業日より101ポイント余り、率にしておよそ2%低い水準で取引が始まりました。その後も下げ幅を広げ、終値は、前の営業日より274.69ポイント、率にして5.26%低い4949.67ポイントとなりました。
急落を受けて、韓国取引所は正午すぎ、市場の急激な変動を抑えるため、取引の売り注文を5分間停止する「サイドカー」を発動しました。
サイドカーは、KOSPI200先物の中で前の営業日に最も取引が多かった銘柄の価格が5%以上変動し、その状態が1分以上続いた場合に発動されるものです。発動時点のKOSPI200先物指数は、前の営業日の終値より40.20ポイント、5.21%下落した731.30でした。
KOSPI市場でサイドカーが下落で発動されたのは、去年11月5日以来およそ3か月ぶりです。
株価急落の背景には、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会の次の議長に、金融引き締めに前向きとみられるケビン・ウォーシュ氏が指名されたことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、売り注文が膨らんだことがあるとみられています。