ことしの韓国のソルナル(旧正月)は2月17日ですが、ソルナルを前に先祖へのお供え物の価格を調べたところ、お供え物にかかる費用は伝統市場と大型スーパーで、いずれも去年より4%余り上昇したことが分かりました。一方、卸売に近い流通構造を持つ小売施設では費用が下がり、流通経路による価格差が表れています。
ソウル市農水産食品公社が9日に発表した調査結果によりますと、6人から7人家族を基準に34品目で算出したことしの費用は、伝統市場が23万3000ウォン、大型スーパーが27万1000ウォンで、いずれも去年より4%台の上昇となりました。
伝統市場では干し柿やナツメなどの林産物、山菜類、魚介類、牛肉や豚肉などが比較的安い一方、大型スーパーではリンゴやナシなどの果物や、清酒や甘酒といった加工食品が割安でした。
一方、中央卸売市場の「ガラク市場」の中にあり、卸売に近い流通構造を持つ小売施設「ガラクモール」では、費用が20万5000ウォンと、去年より4.3%下がりました。伝統市場より12%、大型スーパーより24%安く、流通経路による価格差が目立っています。
ソウル市農水産食品公社は、果物や野菜の価格は比較的安定する一方、畜産物と水産物は家畜の伝染病の拡大やウォン相場の影響で輸入価格が上がり高止まりが続くとみています。