ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード・ビッグエア女子で、18歳のユ・スンウン選手が銅メダルを獲得しました。
ユ選手は、韓国時間の10日、イタリア・リヴィーニョのスノーパークで行われたスノーボード・ビッグエア女子決勝で合計171.00点を記録し、決勝に出場した選手12人のうち3位となりました。
スノーボード・ビッグエアは2018年の平昌(ピョンチャン)大会から正式種目として採用されました。韓国の選手がこの種目でメダルを獲得したのは今回が初めてです。スノーボード・ビッグエアは、急斜面を滑走した後、巨大なジャンプ台から飛び出してスピンや宙返りなどを組み合わせた大技を披露し、技の難しさや完成度、それに着地の美しさなどを競う種目で、決勝では3回の滑走のうち、得点の高い2回の合計点で争います。
ユ選手は29人中4位で予選から決勝に進出し、大胆な勝負に出ました。1回目の試技では、空中で4回転する高難度の「スイッチバックサイド」を完璧に成功させ、87.75点を獲得しました。2回目の試技でも安定感のある3回転の「フロントサイド・トリプル」を決め、83.25点を追加しました。3回目の試技では着地ミスで得点を伸ばせませんでしたが、上位2回の得点合計で銅メダルを確定させました。
ユ選手はこの1年間で、足首のくるぶし骨折や肘の脱臼、手首の骨折など、度重なる負傷を経験しながらも、ボードを手放しませんでした。試合後、ユ選手は「1年間、けがのせいで多くのことができなかった」としながらも、「その過程を乗り越えたおかげで、『次はできる』という勇気が出た」と笑顔で語りました。
今回の銅メダルは、前日にスノーボード男子パラレル大回転でキム・サンギョム選手が銀メダルを獲得のに続き、韓国選手団が今大会で手にした2つ目のメダルとなりました。これまで、メダルが期待できない「不毛地帯」と見なされてきた韓国の雪上種目で、大会序盤から大きな成果を挙げた形です。
金メダルは179.00点を獲得した日本の村瀬心椛選手が、銀メダルは172.25点を記録したニュージーランドのゾイ・サドフスキシノットが獲得しました。
スノーボードの活躍を追い風に、韓国は得意のショートトラック競技が始まる前の時点で銀メダル1個、銅メダル1個を獲得し、中間順位12位につけました。