慰安婦被害者を侮辱した疑いで捜査を受けている保守系団体が集会を中止し、ソウルの旧日本大使館前では、およそ4年3か月ぶりに慰安婦問題の解決を求める市民団体による「水曜集会」が開かれました。
慰安婦支援団体「正義記憶連帯」は11日正午、ソウル市鍾路(チョンノ)区の少女像前で1739回目となる「水曜集会」を開きました。集会にはおよそ60人が参加し、およそ50分間行われました。
「正義記憶連帯」は2021年11月以降、ほかの団体が先に集会の届け出をしてきたため、少女像前ではなく、近くの別の場所で集会を続けてきました。
集会で参加者たちは、慰安婦の被害事実を否定したり歪曲したりする行為を処罰できるようにする関連法の改正案について、速やかな審議と可決を求めました。改正案は現在、国会での審議が行われています。
「水曜集会」は、1992年から毎週開かれていて、日本政府に公式な謝罪と問題の解決を求めてきました。
少女像は被害者を追悼する象徴で、設置をめぐって韓日間の対立が続いています。
一方、少女像を撤去すべきだと主張してきた市民団体の代表は、慰安婦被害者を侮辱した疑いで警察の捜査を受けていて、最近、街頭での集会を当面中断すると明らかにしました。