国家情報院は、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の娘、金主愛(キム・ジュエ)氏が後継者に内定した段階に入ったとの見方を示しました。
国家情報院は12日、国会の情報委員会で、金主愛氏が現在「後継の内定段階」に入ったと判断していると報告しました。これはこれまで使ってきた「後継者としての教育段階」という表現よりも一段踏み込んだ評価です。
国家情報院は、金主愛氏が最近、軍の行事や主要な記念日に繰り返し姿を見せ、存在感を高めているほか、一部の政策について意見を述べたとみられる動きも確認されたと説明しました。
去年末からは、公式の行事で事実上、序列2位にあたる扱いを受けている点も判断の根拠として挙げられました。
とくに、金委員長夫妻とともに、金日成(キム・イルソン)主席と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の遺体が安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝したことは象徴性が大きいと評価しました。
国家情報院は、今後開かれる朝鮮労働党の第9回党大会の関連行事で、金主愛氏の出席の有無や公式の場での扱い、使用される呼称や表現などを重点的に点検する方針だと明らかにしました。
北韓は金日成から金正日、そして金正恩へと続く3代世襲体制を維持してきましたが、金主愛氏が後継者として固まれば、4代世襲体制が現実のものとなる可能性もあります。