尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が2024年12月3日に出した「非常戒厳」をめぐり、内乱の罪で起訴されていた李祥敏(イ・サンミン)前行政安全部長官に対し、1審で懲役7年の判決が言い渡されました。
ソウル中央地方裁判所は12日、「非常戒厳」が刑法上の内乱に当たると判断したうえで、李前長官が当時の尹大統領から主要機関の封鎖や報道機関への停電・断水の指示を受け、これを消防庁に伝達したとして、有罪と認定しました。
裁判所は、報道機関を封じ込めようとした行為は民主主義の中心的な価値を損なうものだと指摘しました。
また、去年2月に憲法裁判所で行われた弾劾裁判の過程で、関連する指示を受けていないと証言したことについても、虚偽証言に当たると判断しました。
一方、職権乱用の罪については無罪とされました。
「非常戒厳」宣言をめぐっては、韓悳洙(ハン・ドクス)前国務総理も内乱重要任務従事罪などの罪で懲役23年の判決を受けています。内乱の首謀者の罪に問われている尹前大統領に対する判決は今月19日に言い渡される予定です。