韓国では、旧正月「ソルナル」の連休前から、ASF=アフリカ豚熱や高病原性鳥インフルエンザの発生が相次ぎ、自治体が防疫対策を強化しています。
ソルナルの連休は帰省などによる人の移動が全国的に増えるため、感染拡大の要因になると懸念されています。
ASFは人には感染しませんが、豚にとっては致死率が高く、現在も有効なワクチンはありません。
南東部の慶尚南道(キョンサンナムド)では最近、養豚農家で新たな感染が確認され、およそ1900頭の豚が殺処分されました。周辺の農家に対しては移動制限や精密検査が行われています。
また、中部の忠清南道(チュンチョンナムド)でも今月に入り、ASFの発生が3件確認されています。
高病原性鳥インフルエンザも感染の拡大が続いていて、防疫当局が警戒を強めています。ニワトリやアヒルなどに致命的な影響を及ぼすことから、養鶏農家への対策も進められています。
忠清南道は、ソルナルの連休にあわせて18日までを家畜伝染病の特別防疫期間に指定し、主要な消毒拠点36か所を24時間体制で稼働させるなど、対策を強化しています。