去年10月から12月までの韓国の実質GDP=国内総生産の成長率は、主要24か国のうち22位ににとどまりました。
韓国銀行によりますと、去年10月から12月までの成長率は、前の四半期と比べてマイナス0.276%でした。速報値を公表した24か国のうち、マイナス成長となったのは5か国にとどまっています。
韓国経済は去年、1月から3月までの第1四半期は、2024年12月の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領による「非常戒厳」の宣言と解除の影響で消費が冷え込み、マイナス成長となりましたが、続く第2四半期と第3四半期は、輸出が好調だったことから持ち直しました。しかし、第4四半期は、建設投資の低迷と前の年の高い水準の反動で、再びマイナス成長となりました。
年間の成長率は1.0%で、四捨五入する前の数値は0.97%でした。
ことしの見通しについても不透明感が強まっています。韓国銀行は、ことしの成長率を1.8%と予想していますが、アメリカが韓国に適用する関税を25%に引き上げる可能性を示唆していて、対外的なリスクが高まっています。
韓国銀行は、修正した経済の見通しを26日に発表する予定で、アメリカの関税引き上げによる成長率の下振れリスクを織り込むものとみられます。
輸出への依存度が高い韓国経済にとっては、アメリカの通商政策が大きな影響を与える見通しです