北韓では、第9回朝鮮労働党大会の開催を前に、全国各地で選出された代表者らが平壌に到着し、錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝しました。
錦繍山太陽宮殿は、金日成(キム・イルソン)主席と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の遺体が安置されている、北韓の体制を象徴する場所です。
朝鮮中央通信は18日、第9回党大会に出席する各地の代表者らが、前日の17日、錦繍山太陽宮殿を参拝したと伝えました。
また、同じ場所で代表者らに対する「代表証授与式」も行われたと報じました。
2021年の第8回党大会では、開幕の6日前に代表証授与式が行われました。
前回の第8回党大会に参加した代表者らはおよそ5000人でしたが、今回の第9回党大会は、これを上回る規模になると見込まれています。
北韓は通常、党大会の開催の数日前に、代表者らの平壌集結を先に公表しています。
今回も、党大会に出席する代表者らは今月16日に平壌に集結しています。
北韓は今月8日、党の政治局会議を開き、今後5年間の国政路線を定める第9回党大会を「2月下旬」に開催すると発表しています。
北韓は、労働党がすべての国家機関を指導する体制であり、党大会は最高の意思決定機関とされます。
今回の第9回党大会では、過去5年間の成果を総括するとともに、今後5年間の内政・外交政策の方向性が示される見通しです。
最近、北韓が大規模建設事業の成果を相次いで強調し、内部の結束を呼びかけるなかで、代表者らの集結が公式に発表されたことから、体制の成果を整理し、今後の政策基調を示すための政治日程が本格化したとみられます。