尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領による「非常戒厳」を阻止した韓国の市民が、ノーベル平和賞の候補に推薦されました。
韓国メディアによりますと、世界政治学会の前会長と現会長を含む政治学者4人が、先月、ノルウェーのノーベル委員会に韓国の市民全体をノーベル平和賞の候補に推薦したということです。
推薦人には、世界政治学会の会長を務めたソウル大学のキム・ウィヨン教授のほか、スペイン、アイルランド、メキシコの政治学者が名を連ねていて、いずれもヨーロッパや中南米の政治学界を代表する人物だとしています。
推薦人らは、戒厳令の宣布後、市民が平和的な集会を開き、非暴力的な方法で事態を食い止めた点を高く評価し、これを「光の革命」と位置づけました。
さらに、憲法上の危機を内戦や国家による暴力に至らせることなく克服した国際的な模範事例だと説明しています。
キム教授は、関連する英語の説明資料をノーベル委員会に提出したうえで、「世界的に民主主義の後退が進む中、韓国は6か月で危機を乗り越えた」と説明しました。
これについて李在明(イ・ジェミョン)大統領は、SNSのXで歓迎する考えを示しました。