韓国南東部の慶尚南道(キョンサンナムド)咸陽(ハミャン)郡・智異山(チリサン)のふもとで、今月21日に始まった山火事は、現在も延焼が続いています。現場では強風の影響で消火活動は難航しており、鎮圧率は32%にとどまっています。
山林庁によりますと、23日午前5時時点で山火事の影響範囲はおよそ189ヘクタールに及んでいて、鎮圧率は32%%にとどまっています。
当局は前日の22日に消火車両105台と人員603人を動員し、火の手が民家や主要施設へ及ぶのを防ぐことに全力を挙げました。
しかし、現場は急斜面の地形であるうえ、一時は最大瞬間風速が秒速8.5メートルに達する強風が吹き、消火隊の接近に大きな困難が生じていて、消火活動は難航しています。
近隣4つの村の住民164人は、隣接する地域の体育館に避難しました。現在までに確認された人的被害はありません。
これに先立ち、山林庁の中央事故収拾本部は22日午後10時30分時点で「山火事対応第2段階」を発令したと明らかにしました。「山火事対応第2段階」は、被害推定面積が100ヘクタール以上、または平均風速が秒速11メートル以上の場合、もしくは鎮火までに48時間以上を要すると予想される場合に発令されます。
当局は消火作業が完了後、出火の原因を調査する方針です。