韓国南東部の慶尚南道(キョンサンナムド)咸陽(ハミャン)郡にある智異山(チリサン)のふもとで21日に始まった火事が、発生から44時間が経った23日午後5時ごろに鎮圧されました。
山林庁によりますと、今回の火災による被害面積は234ヘクタールにのぼると推定されています。韓国では、被害面積が100ヘクタールを超えた場合、「大規模な火事」に分類していて、今回の火災は、今年に入って初めての大規模な火事となりました。
また、火災により、近くの住民およそ130人が体育館などに避難しましたが、けが人は出ませんでした。
山林庁は、関係機関と協力し、消火ヘリ115機、車両250台、延べ1600人の人員を投入するなど、利用可能な資源を総動員したとしています。
鎮圧が長引いた理由については、「最大瞬間風速が秒速20メートル以上の強風が吹いたことや、乾燥した空気、厚い落ち葉の層、岩石の急斜面など、気象と地形の要因が複合的に作用した」と説明しました。
今後は残り火の確認体制に切り替え、夜間も消火活動を続ける方針です。