与野党は、4日、深刻な赤字に陥っている国民健康保険の「職場保険」と「地域保険」の財政統合を1年6ヶ月先送りすることで合意しました。これは4日の与野党総務会談で決まったもので、これについて野党・ハンナラ党は、1年6ヶ月後に国民健康保険を統合するかどうかの問題は次の政権の課題として渡されることになったとしています。この合意をうけて与野党は、来週8日に開かれる国会本会議で「国民健康保険法改正案」と、医薬分業で生じた健康保険の赤字を埋めるためにタバコに税金をかける「タバコ負担金」の新設を骨子とした「健康保険財政健全化特別法」を提案することになりました。この法案が成立すれば、タバコの値段は今より1箱150ウォンから180ウォン程度値上がりすることになる見込みです。