「ソウル大構内に核廃棄物処理場を」 教授らが提唱
Write: 2004-01-08 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
ソウル大学の教授たちが、全羅北道扶安(プアン)郡の島に建設しようとして、住民の強い反対にあっている核廃棄物処理場をソウル市冠岳区のソウル大学の敷地内に設置することを求める署名を大学総長に提出しました。ソウル大学の原子核工学のカン・チャンスン教授と韓国でクローン技術の第1人者のファン・ウソク教授ら7人は7日「住民の安全に問題のないという科学的な確信をもって、ソウル大学が 核廃棄物処理場を誘致することを大学総長に勧告し、勧告書にはソウル大学の教授63人が署名した」と述べました。カン教授は、IAEA=国際原子力機関の安全諮問委員をしており、「韓国の国策事業である核廃棄物処理場の建設は18年間も漂流してきた。政府が計画しているように扶安に建設されても巨額の支出が予想されるだけに、経済的な面でもソウル大学への誘致が効率的だ。ソウル大学は、冠岳山のふもとにあって、岩盤がしっかりしているため、放射性廃棄物だけでなく、使用済み核燃料棒の中間貯蔵施設とすることも可能だ」と説明しています。しかしソウル大学のある冠岳区では「地元住民の意見も聞いていない」として反対する立場を表明しています。
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