鳥インフルエンザ、今度は慶尚南道で発生
Write: 2004-01-14 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
一時、終息傾向を見せていた鳥インフルエンザが新たに慶尚南道で発生しました。発生したのは、釜山市のすぐ北にある慶尚南道梁山市の養鶏場で、今月9日、4500羽のニワトリが相次いで死に、検査した結果、13日、体内から鳥インフルエンザのウィルスが確認されました。この養鶏場では飼育していた1万8000羽あまりのニワトリを処分し、半径500メートル以内の農家で飼育されていたニワトリとアヒル8万8000羽も13日、緊急処分しました。慶尚南道梁山市は養鶏場が集中しており、慶尚道全体の16%にあたる950万羽が飼育されていることから、ウィルスの拡散が懸念されています。これで先月12日、忠清北道の陰城郡で初めて発生した鳥インフルエンザは、江原道、全羅北道を除く、全国16ヵ所で確認されたことになります。
農林部の金チャンソブ家畜防疫課長は、「終息しそうにもみえていた鳥インフルエンザが、また流行のきざしをみせている。日本やベトナム、そして台湾から輸入されたニワトリやアヒルなど、アジアでの感染ケースも注目している。とくに日本の場合、韓国と同じ型であることか確認されたことから、両国の防疫当局間の情報交流など、協力を強化することにしている」と話しています。
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