実用主義を掲げた李明博政権が25日、スタートしました。
李明博大統領は25日午前０時過ぎ、陸海空軍の統合状況室の参謀と電話のホットラインで通話し、安全保障の状況を点検して、第17代大統領としての仕事を始めました。
そして李明博大統領は25日朝に自宅を出発して、国立墓地を参拝した後、国会議事堂で開かれた就任式に出席しました。
李明博大統領は就任のあいさつで、今年を先進化元年にすると宣言し、社会の統合と経済の発展を土台に、グローバルコリアを作っていこうと訴えました。
また、北韓との関係では、北韓の非核化と開放を促すとともに、南北の首脳が会って対話を進めていこうと提案しました。
李明博大統領は就任式が終わった後、ソウル市役所前の広場で行われる祝賀行事に出席し、大統領府青瓦台に向かいました。青瓦台では日本の福田康夫首相と会談するほか、外国の祝賀使節を接見します。
また、行政、立法、司法府の関係者や、与野党の代表らとも会い、外国の祝賀使節を招いた晩さん会に出席し、世宗文化会館で行われる祝賀公演も観覧します。