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韓半島

終戦宣言 米は9月発表に否定的

Write: 2018-07-16 13:05:37Update: 2018-07-16 14:46:50

終戦宣言 米は9月発表に否定的

Photo : YONHAP News

トランプ大統領は、年内に終戦宣言を発表するとの韓国政府の方針について、否定的な態度を示したことが分かりました。
北韓に対して迅速な非核化の措置を促すために終戦宣言を先送りしたものとみられます。
関係筋によりますと、韓国政府は9月の国連総会に合わせて、文在寅大統領とトランプ大統領、金正恩国務委員長がニューヨークで終戦宣言を発表することをアメリカ側に提案しましたが、アメリカ側は北韓の動きを見守っていく必要があるとの態度を示したということです。
ポンペイオ国務長官が今月初めに平壌を訪れ、金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長と会談しましたが、非核化の措置について具体的な進展がなかったことが影響したものとみられます。
一方、韓国では、米朝の協議が必ずしも順調に進むとの保証はないとする見方も出ています。
韓国外交部の李度勳(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長は今月11~14日にワシントンを訪問、アメリカ側関係者と協議しましたが、李度勳本部長はワシントンでの記者会見で、「過去の例を見るかぎり、米朝の協議が順調に進むという保証はない」との見方を示しました。
こうした中でトランプ大統領は北韓との対話を重視する姿勢を維持しています。
トランプ大統領は14日、イギリスのメディアのインタビューで、金正恩国務委員長について、「とても賢く、素晴らしい人物だ。楽しく、屈強で、立派な交渉家だ」と賞賛しました。
一方、アメリカの外交専門誌「ザ・ ディプロマット」は13日付で、秘密のウラン濃縮施設が平壌近郊の千里馬区域にあると報じました。
この施設は2000年代初めに建設され、遠心分離機などが入っているとみられる建物は長さ50メートル、幅110メートルとされています。
「ザ・ ディプロマット」は北韓は平壌近郊のこの施設で10年余りウラン濃縮を続けてきたものとみられるとしました。

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