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韓半島

米兵の遺骨返還 2週間後にも実現か

Write: 2018-07-17 14:07:21Update: 2018-07-17 14:09:34

米兵の遺骨返還 2週間後にも実現か

Photo : KBS News

韓国戦争で捕虜や行方不明になったアメリカ軍兵士の遺骨の返還をめぐって、アメリカと北韓が板門店で2日目の協議を行いました。
米朝は15日、9年ぶりに将官級会談を開き、すでに発掘したアメリカ兵の遺骨の返還と、今後の共同発掘作業の再開などについて大筋で合意し、16日にも引き続き実務協議を行うことにしました。
16日の実務協議では、詳しい日程などの調整が行われたとされます。
協議の結果については、まだ公式に発表していませんが、米朝は、韓国戦争当時、激戦地だった北韓の咸鏡南道(ハムギョンナムド)長津(チャンジン)湖付近での遺骨の発掘に合意したものとみられます。
長津湖戦闘では、韓国戦争中もっとも多い、2500人以上の戦死者や行方不明者を出しています。
これについて、アメリカの日刊紙「ニューヨークタイムズ」は、遺骨の発掘作業を行うアメリカの訪問団が北韓入りし、共同調査を行うと報じました。
遺骨の発掘と返還は、いつまでかかるかわからないため、北韓としては、長い期間、交渉で使えるカードを握ることになります。
一方、アメリカのCNNがアメリカ政府高官の話として報じたところによりますと、米朝は、2週間から3週間をめどに、アメリカ兵200人あまりのもととみられる遺骨の返還が行われるよう努めているということです。
非核化に向けた交渉が遅々として進まないなか、遺骨の返還が交渉進展の呼び水になるか関心が集まっています。

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