李洛淵（イ・ナギョン）国務総理は、21日に死去したベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席を弔問するため、25日、ベトナムの首都、ハノイに向かいました。
大統領府青瓦台で広報を担当する尹永燦（ユン・ヨンチャン）国民疎通担当首席秘書官によりますと、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が国連総会出席のためアメリカを訪れているなか、李洛淵国務総理が韓国を離れることに慎重な声がありましたが、両国関係の重要性を考慮して弔問を決めたということです。
尹永燦首席秘書官は、「ベトナムは、韓国政府が掲げている南方の国々との関係を画期的に強化するための新南方政策のパートナーであるだけでなく、多くのベトナム出身者が韓国で暮らしているなど、両国関係は家族のような緊密な関係になっている」と述べました。
ベトナムのナンバー２とされていたクアン国家主席は、現地時間の21日午前、ハノイにある軍の病院で病気のため亡くなりました。61歳でした。