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社会

パスポートの新デザイン 色巡りネット上で論争

Write: 2018-10-17 10:28:59Update: 2018-10-17 12:57:13

パスポートの新デザイン 色巡りネット上で論争

Photo : KBS News

政府が2020年から発行する予定の新たなデザインのパスポートの表紙の色をめぐって、インターネット上で論争が激しくなっています。
政府が公開した新たなデザインのパスポートは、表紙の色が紺色ですが、これについて、ネット上では、「なぜ北韓のパスポートと同じ色にするのか」、「与党『ともに民主党』を象徴する色と同じではないか」と指摘する声や、「予算のムダ遣いだ」という批判する声も出ています。
これに対して政府は、紺色は、世界的にもっとも多くパスポートに用いられている色だと反論しています。
各国のパスポートの情報を紹介するウェブサイト「パスポート・インデックス」によりますと、各国のパスポートの表紙の色は、大きく青、赤、緑、黒の4つに分けられます。
このうち紺色を含む青を用いている国は、78か国ともっとも多く、赤は、68か国、緑は、43か国、黒は10か国と集計されています。
青は、アメリカ、カナダ、ブラジル、オーストラリアなどが、 赤は、EU=ヨーロッパ連合加盟国や中国、ロシアなど過去、共産主義だった国々が、緑は、モロッコ、サウジアラビアなどアラブの国々が、黒は、アンゴラ、コンゴなどアフリカの国々が主に用いています。
このため、以前は、緑を用いている国は、イスラム国がほとんどだとして、青に変更するよう求める声も出ていました。
パスポートの新たなデザインは、2007年に外交部と文化体育部が共同で行った公募で当選したもので、政府は、パスポート発行機の入れ替え時期の2020年に合わせるため、新たなデザインへの変更が遅れたと説明しています。
また、予算のムダ遣いという批判に対しては、「2020年にいっぺんに切り替えるのではなく、有効期間が切れて再発行する人や新規で発行する人を対象に適用するものだ」と説明しています。
パスポートの表紙の色については、国民を対象にオンライン調査を行い、一般用の紺色、外交官用の赤、公用のダークグレイに区分するか、このうちの一色に統一するか、最終的に決める方針です。

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