韓国の地上波放送でも中間広告が再び登場する見通しとなりました。
韓国放送通信委員会は9日、地上波放送に限って禁止されている中間広告を復活させる方針を明らかにしました。
中間広告とは番組の合間15分ごとに流れる広告のことで、韓国では1974年から放送法で広告は番組の前後にだけ許され番組の間に入るのは禁じられています。
中間広告の復活を決めた背景について、放送通信委員会は、
▼地上波放送の広告売上が急減したこと、▼それまで地上波放送でも認められていた中間広告が1973年のオイルショックを機に中断されたこと、▼中間広告が地上波放送に限って禁じられている現状を改善し、公正な競争を誘導する必要があることなどを挙げています。