10月の就業者数が前の年に比べて6万4000人増えましたが、一方で失業率は最も高い水準となっています。
統計庁が14日に発表した「10月の雇用動向」によりますと、10月の就業者数は2709万人で、前の年に比べて6万4000人増えました。
7月の5000人増、8月の3000人増、9月の4万50000人増に比べると改善されましたが、依然として10万人以下の増加にとどまっています。
一方で失業者数は97万3000人で、前の年に比べて7万9000人増えました。
失業率は3.5%で、前の年に比べて0.3%上昇しました。
2005年10月の3.6%以来、10月としては13年ぶり過去最高水準となっています。
ただ、若年層の失業率は8.4%で、前の年に比べて0.2ポイント減少しました。