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社会

四・三事件慰霊碑 大阪市統国寺で除幕式

Write: 2018-11-19 13:39:05

四・三事件慰霊碑 大阪市統国寺で除幕式

韓国の済州島で1948年に3万人が犠牲になったとされる「四・三事件」の慰霊碑が、遺族が暮らす大阪市天王寺区の統国寺に建立され、慰霊碑建立委員会は18日、除幕式を行いました。
除幕式には、四・三事件遺族会、四・三事件平和財団、四・三事件70年汎国民委員会の関係者ら500人余りが参加しました。
日本では1988年に東京で犠牲者を弔う追悼行事が初めて行われ、毎年追悼行事と慰霊祭が行われていますが、慰霊碑の建立は初めてです。
慰霊碑の建立は、過去20年間にわたって在日本済州島民らの募金で実現しました。
在日コリアンの拠り所ともされる統国寺が敷地を提供、四・三事件遺族会なども支援しました。
大阪は済州島出身の在日韓国人が最も多く住んでいて、四・三事件当時、大阪に渡った済州島民は1万人余りと推定されています。
四・三事件は、1948年4月3日に済州島で南北分断につながる「南朝鮮」単独での総選挙に反対する島民らが警察署を襲撃、軍や警察による鎮圧の過程で、1954年9月21日までの期間に島民3万人が犠牲になったとされる事件です。文在寅大統領は今年4月3日の追悼式典で、「国家による暴力」だったとして謝罪しました。

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