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国際

米上院 北韓制裁解除時に報告書義務付ける法案可決

Write: 2018-12-07 14:50:02

米上院 北韓制裁解除時に報告書義務付ける法案可決

Photo : YONHAP News

アメリカ政府が対北韓制裁を解除する際、30日以内に議会に報告書を提出するよう定めた法案がアメリカ議会の上院で全会一致で可決されました。
アメリカの政府系放送、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によりますと、アメリカ上院は、「北韓が不法な活動に関与しないようになるまで、対北韓制裁を続けていくのがアメリカの政策だ」として、制裁解除から30日以内に関連する報告書を提出することを義務付けた法案を現地時間の5日、全会一致で可決したということです。
法案は、国務長官は、制裁解除の正当性や、制裁解除と北韓の不法な活動の中止との相関関係を説明する報告書を議会に提出すると明記しています。
また、「法案の発効から90日以内に、国務長官や国務長官が指定する者は、財務長官との協議のもと、北韓の核や弾道ミサイルの脅威を解決するために政府が取った措置を記述した報告書を提出する」としています。
この法案は、北韓との交渉に関する評価報告書の提出も義務付けました。
評価報告書には、北韓の平和的非核化、核や弾道ミサイルの脅威を除去するための暫定的ロードマップ、北韓が取るべき具体的行動についての評価を記述するよう定めています。
このほかに、国連安全保障理事会の対北韓制裁決議の履行に協力的でない国のリストも記述するようにしています。
この法案は、米朝間の非核化交渉の過程や結果、評価など詳細を議会に報告させることで、北韓の具体的な非核化措置がないまま、トランプ大統領が独断的に制裁を緩和しないよう監視するためのものとみられます。

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