江原道(カンウォンド)の京江線江陵(カンヌン)駅付近で、江陵発ソウル行きのKTXの列車が脱線し乗客14人がけがをする事故がありました。
8日午前7時半過ぎ、江陵駅近くの京江線で、江陵発ソウル行きのKTXの列車が江陵駅を出発した直後に10両編成の前から4両が脱線し、線路から大きく外れて車体が壊れました。列車には乗客198人が乗っていましたが、韓国鉄道公社(KORAIL)によりますと、この事故で、14人が打撲などのけがをして近くの病院で手当てを受けました。全員、けがの程度は重くないということです。
江陵駅は嶺東線の終点でしたが、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピック会場への交通手段として、西原州との間120キロを結ぶKTXの新線が去年12月に開通し、江陵の新しい顔となっていました。この新線での事故は今回が初めてです。