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経済

カカオ・カープール・サービス 来年に延期

Write: 2018-12-14 11:07:51

カカオ・カープール・サービス 来年に延期

Photo : YONHAP News

韓国の大手IT企業、カカオの子会社「カカオモビリティ」が提供する自家用車の相乗りサービス「カカオ・カープール・サービス」をめぐってタクシー業界の反発が強まるなか、「カカオモビリティ」が17日に開始する予定だったサービスを、来年に延期しました。
これは、今月10日にタクシードライバーの50代の男性がサービスの導入に抗議して焼身自殺し、4つのタクシー団体が国会前で抗議集会を開くなど、業界の反発が強まっていることを受けたものです。
「カカオモビリティ」の鄭周桓(チョン・ジュファン)社長は13日、国会を訪れて、与党「ともに民主党」のカープール・タクシー作業部会に、事実上期限なしで延期する意向を示したということです。
「カカオモビリティ」は、タクシードライバーをはじめとする利用者や各界各層の多様な意見を収集し、反映するため、サービスの開始を延期することにしたと説明しています。ただ、今月7日から始めたカープールのテスト運営は、そのまま進めます。
「カカオ・カープール・サービス」は、アプリをスマホにダウンロードすれば、利用できるもので、乗客がアプリに行き先を入力し、現在地で「呼び出し」ボタンを押すと、行き先が同じ方向の近くの自家用車のドライバーにその情報が届き、相乗りするものです。利用料金は、2キロまで3000ウォンで、タクシー料金の7割程度、これを利用者がスマホなどで自家用車のドライバーに支払い、ドライバーは、その一部をカカオに手数料として支払います。

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