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政治

三菱重工の控訴を棄却 光州地裁

Write: 2018-12-15 13:34:21Update: 2018-12-15 14:33:32

三菱重工の控訴を棄却 光州地裁

Photo : YONHAP News

韓国の光州(クァンジュ)地方裁判所は14日、日本による植民地時代に名古屋の軍需工場へ動員されて働かされた韓国の女子勤労挺身隊員ら2人が三菱重工業に損害賠償を求めていた訴訟の控訴審で、三菱重工業に支払いを命じた一審判決を支持する判決を言い渡しました。
この裁判は、1940年代に名古屋の軍需工場で女子勤労挺身隊員として働かされたキム・ヨンオクさん(84)と、挺身隊員として工場にいた際に1944年の東南海地震で死亡したチェ・ジョンレさん(当時15歳)の遺族のイ・キョンジャさん(74)が、三菱重工業に対して損害賠償を求めているものです。
日本の簡易裁判所にあたる市郡法院が去年8月、下した1審判決は、三菱重工業に対して、キム・ヨンオクさんに1億2000万ウォン、イ・キョンジャさんには325万ウォンを支払うよう命じていました。
今回、その控訴審を担当した光州地方裁判所は、「1965年の韓日請求権協定について、個人の請求権が消滅したとみることはできない」としており、先の大法院の判決を踏まえ、「この事件も時効が完成する前に提起された訴訟だ」として、三菱重工業の控訴を棄却しました。

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