メニューへ 本文へ
Go Top

スポーツ

スケート韓国代表への性的暴行 大韓体育会が謝罪文と対策発表

Write: 2019-01-11 10:24:07Update: 2019-10-17 14:36:37

スケート韓国代表への性的暴行 大韓体育会が謝罪文と対策発表

Photo : YONHAP News

スピードスケート・ショートトラック女子の韓国代表として平昌冬季オリンピックなどに出場し、金メダルを獲得した沈錫希(シム・ソクヒ)選手が、代表チームのコーチから性的暴行を受けていたとされる問題で、大韓体育会が謝罪文とともに対策を発表しました。
大韓体育会の李起興(イ・ギフン)会長は謝罪文のなかで、「スポーツ選手の人権を保護するシステムに大きな欠陥があることが明らかになった。選手たちの保護がもっとも重要な選手村でこのような事件が起きたことに、心から謝罪申し上げます」と述べました。
また、「勇気を出してくれた沈選手に心から慰めと励ましの言葉を伝え、傷を負った被害者と家族、そして国民の皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
大韓体育会は対策として、特別調査班を設け、ソウルの泰陵(テルン)選手村や忠清北道(チュンチョンブクト)の鎮川(チンチョン)選手村で現場調査を行うほか、スポーツ人権保護システムを全面的に見直すと明らかにしました。
まず、選手村の管理を強化し、選手たちのプライベートを侵害しない範囲内で人の目の届かないところに防犯カメラを設置するほか、ロッカールームには非常ベルを設置します。ロッカールームに無断で出入りした場合は、直ちに選手村から退去させる方針です。
また、女性専門委員を増やし、女性選手の人権が侵害される兆候を事前にとらえ、危険要素を遮断するとしています。
さらに、選手委員会に苦情相談窓口を設け、選手出身の委員と現役選手のコミュニケーションを強化するほか、選手の人権に関する教育も強化する方針です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >