文在寅（ムン・ジェイン）大統領の国政運営に対する支持率が新年になって上向き、48％となったことがわかりました。
世論調査会社の韓国ギャラップが今月8日から10日まで全国の成人男女1000人あまりを対象にアンケート調査を行って、11日、結果を発表しました。
それによりますと、文大統領の国政運営を「支持する」と答えた人の割合は、前回の調査に比べて3ポイント上がって48%だったということです。
これに対して、「支持しない」は、2ポイント下がって44%でした。
前回の調査では、初めて、否定的な評価が肯定的な評価を上回りましたが、今回の調査で再び逆転しました。
韓国ギャラップは、「文大統領が10日の新年記者会見で、国政運営の方向や政策について説明したが、会見は、今回の調査期間の最終日に行われたため、さほど反映されていない」と話しています。
年齢別に見ますと、肯定的な評価は、30代で59%ともっとも高く、続いて40代で58%、20代で51%、50代で40%、60代以上で35%の順でした。
50代と60代以上では、否定的な評価が肯定的な評価を上回りました。