韓国中部の天安（チョンアン）市にあるホテル「ラマダ・アンコール・天安」で14日午後5時ごろ火事が発生し、1人が死亡し、19人がけがをしました。
消防当局によりますと、火は、ホテルの地下から出たとみられ、消火活動にあたってから4時間ほどで鎮火したということです。
避難できなかった宿泊客が客室の窓にぶら下がって救助を待つ場面も見られましたが、無事救助されました。
この火事で、初めに火事を発見し消防署に通報したホテルの従業員1人が地下1階で遺体で見つかったほか、宿泊客や従業員消防隊員のあわせて19人が煙を吸って病院に運ばれました。このうち3人は重症だということです。
このホテルは、地下5階、地上21階建て、420室の規模で、去年9月にオープンしました。