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社会

「不二越」に対する元挺身隊訴訟 再び原告勝訴の判決

Write: 2019-01-24 10:22:43Update: 2019-01-24 16:57:48

「不二越」に対する元挺身隊訴訟 再び原告勝訴の判決

第2次大戦中に女子勤労挺身隊として徴用され、日本の機械メーカー「不二越」で労働を強いられたとする韓国人被害者が「不二越」に損害賠償を求めた訴訟で、ソウル中央地方裁判所は23日、1審判決を支持し、「不二越」の控訴を棄却しました。
同じ「不二越」に対する損害賠償請求訴訟では、今月18日にも、韓国人被害者13人と、死亡した4人の遺族ら14人の合わせて27人が、「不二越」を相手取って起こした訴訟で、ソウル高等裁判所は、「不二越」に対して損害賠償を命じていますが、今回も同じ趣旨の判決が出たことになります。
今回、ソウル中央地方裁判所は、韓国人被害者1人が、「不二越」を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、被害者に対して1億ウォンを支払うよう命じた1審判決を支持しました。
この女性は、太平洋戦争当時の1944年、富山市にある工場で強制労働させられ、精神的、肉体的、経済的被害を被ったとして、2015年5月に1億ウォンの損害賠償を求めて訴訟を起こし、おととし3月の1審判決で勝訴しています。
当時裁判所は、「日本は日中戦争や太平洋戦争などで不法な侵略戦争を行い、軍需産業に必要な人員を強制的に動員した。「不二越」はこの政策に積極的に便乗した」という判断を示しています。
不二越を相手取って損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決は、30日にも予定されています。

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