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政治

「低空威嚇飛行」問題 西太平洋海軍会議で協議か

Write: 2019-01-28 15:09:10Update: 2019-01-28 15:26:53

「低空威嚇飛行」問題 西太平洋海軍会議で協議か

Photo : YONHAP News

4月末に韓国の釜山で開催される予定の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国と韓米日中などによる拡大国防相会議に合わせて、韓国の周辺海域で多国間の共同訓練が計画されていますが、韓国国防部は28日、この訓練に日本が参加するかどうかは来月末に決まると明らかにしました。
ASEAN加盟国と韓米日中などによるこの訓練は、4月29日から5月13日まで、韓国の釜山からシンガポールまで移動しながら、海賊船への対処や海上での捜索救難などの訓練を実施します。
韓国国防部の報道官は、参加する国や艦艇はまだ具体的に決まっていないとしたうえで、来月末に釜山で訓練実施に向けた最終的な計画を確定する会議が開かれることになっていて、その際に日本が参加するかどうかも決まるだろうとしました。
韓国駆逐艦が海上自衛隊哨戒機へ火器管制レーダーを照射したとする問題が長期化している中、日本は釜山に寄港させることにしていた海上自衛隊の護衛艦「いずも」の寄港を取りやめる方向で調整を進めていると伝えられています。
一方、韓国国防部の報道官は、今月23日に海上自衛隊の哨戒機が韓国海軍の駆逐艦「大祚栄」(テジョヨン)に低空飛行を行ったことについても言及し、再発防止のためにも国際的なルールや慣例を決める必要があるとし、必要なら西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)という多国間の枠組みの中で、この問題を協議することも可能だとしました。
一方、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は26日、海上自衛隊の哨戒機が韓国海軍の駆逐艦「大祚栄」に低空威嚇飛行を行った問題に関連して、海軍作戦司令部を訪れ、将兵らを激励、強力な対応を指示しました。
鄭景斗長官の海軍作戦司令部訪問は、日本の岩屋防衛相が25日、火器管制レーダーを照射されたとする哨戒機が配備されている海上自衛隊厚木航空基地を訪問したことへの対応と受け止められていますが、国防部の報道官は、政治的な意味はないとしました。



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