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政治

米朝会談決裂の理由は「北、寧辺に限定」 韓国外相

Write: 2019-03-19 10:01:34Update: 2019-03-29 18:01:30

米朝会談決裂の理由は「北、寧辺に限定」 韓国外相

Photo : YONHAP News

韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、2回目の米朝首脳会談について「北韓側が寧辺(ヨンビョン)に限定して対話を進めたために、合意を導き出すことができなかった」と述べました。
18日に開かれた、国会外交統一委員会に出席した康長官は、2回目の首脳会談が物別れに終わった背景についての質問に「アメリカ側は、非核化に関する大きな計画と、相応措置に関する大きな計画を持って協議に臨んでいたが、北韓側は寧辺に限定して対話を進めたために、結局、合意を導き出すことができなかった」と答えました。
外交部は、米朝首脳会談が決裂した理由について、アメリカ側は「非核化の定義に対する合意」「すべての大量破壊兵器およびミサイルプログラムの凍結」「ロードマップの作成」に優先順位を置いた反面、北韓側は現段階で履行可能な非核化措置に集中したためと分析しました。
また、康長官は「アメリカ側も完全な非核化がなされれば、制裁を全面的に解除できるという立場であるため、きっとある時点で、そのような制裁緩和が議論される日が来るものと期待している」と話しました。
一方、北韓の崔善姫(チェ・ソニ)外務次官が、韓国について「仲裁者でなくプレーヤー」と述べたことについて、康長官は「韓国は非核化のプロセスにおいて中心となる当事者であり、韓国の安保利益に直結する問題であるだけに、積極的な役割を果たしたという点については異議はない」と話しました。

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