アメリカ人の北韓への渡航禁止措置が続いている中、アメリカの人道支援団体のメンバーが去年9月以来、半年ぶりに北韓に入り、人道支援活動を行っていることがわかりました。
VOAボイス・オブ・アメリカが、人道支援団体のクリスチャン・フレンズ・オブ・コリア（CFK）の関係者の話として報じたところによりますと、この団体は、人道支援活動のため今月16日から3週間の日程で北韓を訪問しているということです。
この団体は去年8月と9月にも北韓を訪れ、支援活動を行いましたが、その後はアメリカ政府が訪問を認めなかったため、支援活動が停止されていました。
アメリカ人の北韓への渡航禁止措置により北韓への人道支援活動に支障が生じていることについて、ビーガン北韓担当特別代表は去年12月、支援団体と議論し、措置の見直しを検討すると話しています。
一方、北韓への医療支援活動を行う「在米韓国人医師協会」も最近、アメリカ政府から北韓訪問の承認を受け、ことし5月中旬に北韓を訪れる計画であることがわかりました。