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政治

韓米共有の北韓の核施設リスト 非核化には40か所の廃棄が必要 

Write: 2019-03-29 13:10:44

韓米共有の北韓の核施設リスト 非核化には40か所の廃棄が必要 

Photo : KBS News

北韓の非核化をめぐって韓国とアメリカ政府が共有している「北韓の核関連施設リスト」の資料の一部を KBSが入手しました。
KBSによりますと、韓米の政府が把握している北韓の核関連施設は104か所だということです。
注目すべきところは、非核化に向けて北韓が無能力化しなければならない中心的施設として40か所を特定していることです。
核研究所や指揮施設が15か所でもっとも多く、ウラン鉱山が8か所、原子力発電所と精錬工場がそれぞれ5か所でした。寧辺(ヨンビョン)にある関連施設とウラン濃縮施設、核実験場がそれぞれ2か所でした。
地図で見ますと、西側の寧辺と平壌、平山に集中し、東海岸沿いに核研究所や原子力発電所などが散らばっています。
北韓の主な核関連施設の正確な位置や名称が明らかになったのは今回が初めてです。
大統領府青瓦台の高官は、2回目の米朝首脳会談後、「南北とアメリカは非核化の概念についておおむね共有している」と話しています。
これは、中心的施設40か所の無能力化が今後の争点になる可能性を示唆したものとみられます。
このため、アメリカが、全面的な制裁解除と引き換えにこの40か所の廃棄を求める、いわゆる「パッケージディール」の方式を提示する可能性があるという見方が出ています。

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