北韓の高麗航空の旅客機1機が来週23日、臨時便として平壌からウラジオストクまで運航されることが分かり、来週にも朝露首脳会談が開かれるという観測が強まっています。
平壌とウラジオストクを結ぶ定期便は、毎週月曜日と金曜日の2便運航されていますが、23日火曜日の運航は定期便ではなく、臨時の特別便とみられます。
現地の消息筋は、この臨時便が到着する翌日の24日に、ウラジオストクでロシアのプーチン大統領と北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の首脳会談が行われる可能性が高いと話しています。
北韓とロシアはいずれも、首脳会談の日程や場所についてまだ公式に明らかにしていません。
朝露首脳会談が来週中に開催される場合、その準備のための動きが近く、本格化するものとみられます。