朝ロ首脳会談が開催される25日午後、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は大統領府青瓦台で、プーチン大統領の最側近とされる、ロシア連邦安全保障会議のパトルシェフ書記と会談します。
文大統領は、パトルシェフ書記から朝ロ首脳会談の議題と関連の動向などについて話を聞き、韓半島の非核化を進展させるための方策や両国の協力強化について議論を交わす見通しです。
これに先立って、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安全保障室長は、パトルシェフ書記と高位級の安全保障会議を開き、韓半島の非核化や平和体制の構築に向けた協力の方策を議論する計画です。
一方、朝ロ首脳会談では、非核化に向けた6か国協議の推進が議論されるものと見られていますが、これについて青瓦台の高位関係者は22日「良い結果を導き出すうえで役に立つのであれば、韓国政府にとっては良いことだ」と話し、慎重な立場を明らかにしました。