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国際

ホワイトハウス「韓国の対北人道支援には介入しない」

Write: 2019-05-09 11:29:45Update: 2019-05-09 17:52:05

Photo : KBS News

アメリカのホワイトハウスは、北韓に対する最大限の圧力という原則に沿っているのであれば、韓国政府の北韓に対する人道支援については介入しないとの方針を明らかにしました。
ホワイトハウスのサンダース報道官は、現地時間の8日、飛翔体の発射という挑発があったにもかかわらず、韓国による北韓への食料支援をトランプ大統領が支持したとされる点について、質問されたのに対し「北韓に対するアメリカの立場は、最大限の圧力を続けるというもので、われわれの焦点は非核化にある」としたうえで「韓国がそのような考えに沿っているのであれば、(人道支援に対して)アメリカは介入しない方針だ」と明らかにしました。
また、ポンペイオ国務長官も、この日、ロンドンでの演説で「北韓に対する国際社会の圧力は持続されるべきだ」と述べ、北韓に対する圧力が重要との立場を改めて強調しました。
サンダース報道官の発言は、北韓の飛翔体発射という事態でも北韓への制裁に変化はないが、人道支援としての食糧支援は認めるという意味で捉えられています。米朝交渉が膠着状態にある中で、韓国の人道支援で対話のきっかけが作られれば、アメリカにとっても損はないと考えているという見方も出ています。
これを前に韓国の大統領府青瓦台は、トランプ大統領が7日夜の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談で、人道支援としての食料の提供を支持したと明らかにしていました。

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