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政治

北韓への食糧支援 国際機関を介しての支援を検討

Write: 2019-05-14 13:28:14Update: 2019-05-14 17:13:06

Photo : KBS News

韓国政府は13日、北韓に対する人道支援を国際機関を通じて行うことを前向きに検討すると明らかにしました。
WFP=世界食糧計画は、今月はじめに報告書をまとめ、2018年の北韓の食糧生産量は2008年以来もっとも少ない490万トンに止まっていて、北韓の食糧事情はここ10年間で最悪の状況にあると指摘しています。
WFPのビーズリー事務局長は13日から韓国を訪問し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領や金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と相次いで面会し、北韓に対する人道支援を求めています。
北韓の食料不足問題について、文在寅大統領は、「緊急の人道支援が必要」との認識を示しているほか、金錬鉄統一部長官も、「人道主義と政治を分離しなければならないというWFPの基本姿勢に共感する」と述べ、人道支援を積極的に検討すると表明しています。
ただ、ミサイル発射など、北韓の武力による威嚇が続いているため、政府が直接食糧支援に乗り出せば、世論の反発を招きかねない状況です。また、北韓が韓国政府の人道支援に批判的な態度を示していることも、直接支援の妨げとなっています。
こうしたことから、政府は、国際機関を通じた支援を検討しています。
ただ、ほかのルートによる支援の可能性も残しておく考えで、14日に北韓支援に取り組む韓国の民間団体の関係者と会い、意見を聴くとしています。

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