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文化

鄭明勳のワンコリア・オーケストラ 「南北協演に向けて努力」

Write: 2019-05-16 15:44:26Update: 2019-05-16 15:44:53

鄭明勳のワンコリア・オーケストラ 「南北協演に向けて努力」

世界的なマエストロ、鄭明勳(チョン・ミョンフン)氏率いる「ワンコリア・オーケストラ」は、8月に予定されている公演で北韓のピアニストとの協演を企画していることがわかりました。
この公演の企画会社によりますと、8月18日にソウルの「芸術の殿堂」で開催される予定のワンコリア・オーケストラの定期公演で、北韓の演奏者との協演を企画しているということです。今回の公演のプログラムは、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番とチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」です。
ワンコリア・オーケストラは、鄭氏が南北の交流を目的に、国内外から韓国出身の演奏者らを集めて作った団体です。
2017年に初の公演を開催した、このオーケストラは、去年の定期演奏会で北韓の声楽家たちとの協演を計画したものの、残念ながら実現しませんでした。
主催側は「北韓の演奏者を招きたいが、まだ北韓側や韓国統一部との議論が続いている。南北協演が年内に実現する可能性が薄くても、引き続き努力する」と話しています。
鄭氏は、2012年にフランス・パリで、北韓の銀河水管弦楽団とフランス放送フィルハーモニー管弦楽団との合同演奏の指揮を務めました。また2015年には平壌でドイツ交響楽団を指揮する予定でしたが、南北関係が悪化したため中止となりました。

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