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国際

北韓、アメリカの強圧政策を非難し「力の行使」示唆

Write: 2019-05-30 11:24:54

北韓、アメリカの強圧政策を非難し「力の行使」示唆

Photo : YONHAP News

北韓は29日、アメリカの北韓に対する強圧的な政策を非難したうえで核実験の再開などを意味する「力の行使」の可能性を示唆しました。
朝鮮中央通信によりますと、北韓外務省アメリカ研究所の政策研究室長は、29日に発表した談話で、アメリカはハノイでの米朝首脳会談開催前の2月にネバダ州の核実験場で29回目の臨界前核実験を行ったと指摘し「力の使用は決して米国の独占物ではない」と警告しました。
アメリカの態度に変化がなければ、核実験や長距離ミサイルの発射など、軍事的措置を再開する可能性があることを示唆することで、アメリカを圧迫するねらいがあるものと見られます。
政策研究室長は、また「アメリカは表向きは対話を提唱しながら、実際は力による問題解決を追求している」と主張しています。
このほかにも、ポンペイオ国務長官やホワイトハウスで安全保障政策を担当するボルトン大統領補佐官などの北韓に対する強硬発言について「わが国を力でねじ伏せようとする敵対的な計画を露骨に示した」とし、アメリカの敵対的な行為が不安定な韓半島情勢の緊張を高めていると主張しました。
北韓はその一方で、4日と9日には短距離弾道ミサイルと見られる飛翔体を発射しています。

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