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政治

トランプ大統領の親書、実務者協議を通じて接点模索 3回目の会談希望

Write: 2019-06-26 15:42:44Update: 2019-06-26 18:22:03

Photo : YONHAP News

アメリカのトランプ大統領は、さきに金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に送った親書で、実務者協議を通して接点を見いだすことを提案し、3回目の米朝首脳会談開催への希望を伝えていたことが、KBSの取材で分かりました。
韓米関係に詳しい消息筋によりますと、北韓メディアが23日に公開した金委員長あての親書で、トランプ大統領はまず、金委員長との友好的な関係を維持したい意向を示しています。
そのうえで、非核化交渉については、実務者協議を通じて、両国の接点を探ることを提案したということです。
これまで一括妥結を基本としていたトランプ大統領が一歩譲歩し、柔軟な立場を示したのは、新しい計算方法が必要だとした金委員長の要求にある程度、答えようとしたものとみられます。
また、金委員長が、親書を素晴らしい内容だと評価し、「トランプ大統領の並々ならぬ勇気に感謝の気持ちを表明する」としたのも、アメリカ側の態度に変化があったためとみられます。
トランプ大統領はまた、「早い時期に会談することを希望する」とし、3回目の首脳会談の早期実現を目指す意向を示しました。トランプ大統領のこうした発言は、年末を米朝首脳会談開催の目安として言及していた金委員長に対し、前向きな姿勢を示す狙いがあるものとみられます。
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官も、「両首脳が対話への意思を明確に示したことを確認した」と述べました。
金委員長は先週、中国の習近平国家主席との首脳会談でも非核化に関連した協議を行っており、G20サミットを機会に行われる米中首脳会談と、韓米首脳会談の結果を見守りながら、実務者協議の再開を模索するものとみられます。

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