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政治

韓米首脳が板門店へ 歴史的3者対面成るか

Write: 2019-06-30 14:36:17Update: 2019-07-01 08:24:43

韓米首脳が板門店へ 歴史的3者対面成るか

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領とアメリカのトランプ大統領は、30日午後、首脳会談の後に共同記者会見を行い、米朝首脳がまもなく南北軍事境界線上の板門店(パンムンジョム)で対面して握手を交わすことを明らかにしました。
韓米両首脳は、午前11時ごろから昼食を挟んで単独会談と拡大会談を行ったあと、共同記者会見に臨みました。
この会見で文大統領は、「休戦協定以後66年ぶりに、板門店で北韓とアメリカの首脳が会うことになった。これは史上初めてのことであり、アメリカと北韓の首脳が分断の象徴である板門店で、平和に向けた握手をすることになる。持続的な対話こそ、韓半島の完全な非核化を成し遂げる唯一の方法だ」と強調しました。
続いてトランプ大統領は、「北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と私の間にはこれまで多くの憤りがあったが、今は仲よくなった。
2人の間には化学反応に似た不思議な反応があるのではないかと思う」と述べ、DMZでの電撃対面の決定を評価しました。
またドランプ大統領は、「文在寅大統領との会談で、米朝がシンガポールでの合意に従い、韓半島の完全な非核化と平和構築、米朝関係正常化を同時、並行的に進めることが重要だとの意見で一致した」と述べました。
そのうえで、米朝非核化交渉については「急いでいない」と改めて述べました。
また、3回目の米朝首脳会談の可能性を聞く記者団の質問に対して、「きょうの面会がどのような変化をもたらすかにかかっている」としながらも「将来の発展に期待を抱いている」と述べていて、今回の面会が非核化に向けた協議の前進につながるのか注目されます。
2人は記者会見の後、ソウル龍山(ヨンサン)にあるアメリカ軍基地からヘリコプターで板門店に向けて出発しました。

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