7月16日から、韓国国内に半年以上滞在する在外国民を含む外国人に国民健康保険への加入を義務付ける制度が施行されました。
健康保険に加入する外国人は、所得・財産に応じて毎月最低11万3050ウォンの健康保険料を納付しなければなりません。
外国人の健康保険加入は、これまで職場加入者を除いて任意となっていて、高額の治療が必要になれば国民健康保険に加入し、治療後に出国するというケースが問題視されていました。
外国人留学生は一時的に健康保険の義務加入対象から除外され、2021年3月から義務加入となります。
現在、韓国国内に滞在する留学生はおよそ14万人で、このうち国民健康保険に加入しているのは2万6000人ほどにとどまっています。残りは、大半が学校を通じて民間の保険に団体加入し、月1万ウォン前後の保険料を払っています。
義務加入になれば、外国人留学生が支払う保険料は月に5万7000ウォン程度になります。